所長の佐藤正久です。
能登半島地震では多数の家屋が倒れて、
瓦礫などの災害廃棄物が大量に発生しました。
石川県珠洲市では、通常のごみの量の
64年分に相当するという推計も出ています。
名古屋大学減災連携研究センターの平山准教授は、
今回の地震のデータをもとに、家屋の被害に伴う災害廃棄物の量を推定。
結果、石川県内では80万6000トンの
災害廃棄物が発生したと見られています。
珠洲市が最も多い28万2000トン。
2021年度の珠洲市の一般のごみの量4360トンですから、
およそ64年分に相当するということです。
災害ごみを何とかしないと、復旧も復興もできません。
被災地以外の自治体が災害ごみを受け入れて処理をする
広域処理をやらないと進まないと思います。