所長コラム

ガザ地区からの邦人・外国人の退避

所長の佐藤正久です。

11月1日、パレスチナ自治区ガザからの退避を希望していた
日本国籍の10人とその家族、パレスチナ人8人の合わせて18人が
ガザ南部のラファ検問所を通りエジプトに入りました。

ハマスの掃討に向けて、イスラエルは空爆、地上作戦を強化しており、
ガザでは生命に危険が及ぶ状況にあったと言います。
日本国籍の10人とその家族が、ガザから退避できたようです。

第二陣として、イスラエル国内からの退避も続いています。
イスラエル国内、そしてガザ地区、両方からの待避作戦が続いている状況です。

ただし、パレスチナ国籍を持っている邦人1名はガザ地区に残っています。
引き続き日本政府は残った1名の方と連絡を取り合うという状況です。

さらにまだまだ7000人ぐらいの外国籍の方がいます。
その方々の待避もこれから継続して、ラファ検問所を通過して
シナイ半島に行くということはあると思います。

ただ、イスラエルはハマスの戦闘員がなりすまして
シナイ半島に出ていかないかということに神経を尖らせています。

怪我人、あるいは色々な物に紛れ込んでいないかということも
相当程度チェックしているようです

ですので、時間かかっており7000人の移動もおそらく後2週間程度はかかるようです。

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